2014年5月31日土曜日

にゃんこノベルゲに感想頂きました。

 少し前に公開したにゃんこノベルゲに感想頂きました。
 う~れし~な~!
 しかもちゃんとミーナの意図を汲んで読んで頂けたようで大変にありがたいことです。


 
 ちょっと愚痴っぽく――
 色々とフリーのノベルゲやってみてるんですが、導入でずっこける事が多いミーナです。
 現実離れした世界がいきなり始まって、その世界の風習やらなにやらを説明も無しに魔法だのを掴みとして見せられて、 その掴み演出が終わると楽屋ネタ的な会話が繰り広げられる事が多い気がします。現実離れした世界は良いのですが、もっとガッツリ説明してから始めて欲しいのです。じゃないと世界に入っていけません。へんてこ世界に行きたくてウズウズするような感覚が芽生える事があれば飛び込んでいくのですが、そんな感情が産まれるのも無視で放り込まれるのは正直困ってしまいます。

 世界観とは違うのですが、登場人物の紹介を淡々とずらずらと並べられるのも困ったものです。
 なぜなら、ミーナは馬鹿なのでそんなに一気に覚えられないからです!
 なにかしらの出来事とセットで、または他の人物からの人物評によってキャラクターの輪郭が見えてくるのって私だけなんでしょうか? ちなみに一番ずっこけたのはゲームじゃなくてラノベのコミカライズでした。始まってすぐに区別のつかない顔した全員の名前を並べられてミーナは5ページ目でそっと本を閉じたのでした。
 
 
 そんなこんなの不満をなんとかできないものだろうか? というのがにゃんこノベルゲ作るきっかけの一部だったりしてました。

 登場人物の外見やらなにやらの『説明は全部無し』!
 名前もな~し!(約一匹の例外有り) 
 各人が勝手に喋るだけ!

 とかでもキャラクターが見えてくるように頑張った――つもり、なのです。
 

 そこで頂いた感想中の一文

>ふしぶしに主人公が何か悩みを抱えている感があるようですが、
>何があったのかなと想像してしまい、それは知りたかったなというか物語の中で語られてほしかったかなと思いました。

 嗚呼――素敵です。
 ありがとうです。
 この一文だけで、作ってよかった、と心の底から思いました。それと同時に拙くて申し訳ないです、とも思うのです。
 ちなみに答えは用意していなくて、読んで頂いた各人がもやもやして頂きたい、という意図が込められていますので、頂いた感想はパーフェクトに嬉しいのです。


 

 世界観は作れるか判らないけど、人物は説明無しでも創れそうです。

 変に凝った世界を作るよりも、今ある現実世界に少しだけファンタジーを紛れ込ませる方が幻想的だったりしないかな? などとも思ってたり思ってなかったり――

 声が聞こえる間はミーナは走り続けます。



 

 




2014年5月31日時点で82回もダウンロードされてます
興味持っていただくだけでもありがたい事です。
それにしても横書きになるとまったくもって台無しです!


右に人間、左に猫、私の耳に届く声



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